AAFCOとは?ペットフードを選ぶひとつの基準として総合栄養食のドッグフードを取り入れよう AAFCOとは?ペットフードを選ぶひとつの基準として総合栄養食のドッグフードを取り入れよう

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AAFCOとは?ペットフードを選ぶひとつの基準として総合栄養食のドッグフードを取り入れよう

ペットフードについて調べていると、「AAFCO」という機関をネットで目にすることがあります。このAAFCOとはどのような機関で、日本のペットフードにどんな影響を与えているのでしょうか。ここでは、AAFCOについて解説していきます。ペットフードを選ぶ際に参考にしていただけたら幸いです。

AAFCOとは?

ペットフードの栄養基準を定めるAAFCO 目的とその役割について

AAFCOのガイドラインは最新の情報に基づいて作成されている

AAFCOとは、The Association of American Feed Control Officialsの略称のことで、日本では「アメリカ飼料検査官協会」といい、その頭文字をもって「アフコ」「アーフコ」と呼んでいます。

本部はアメリカのオレゴン州にあり、ペットフードの栄養に関して厳格な基準やラベルの表示規定を決めている政府機関です。アメリカでは50州ごとにAAFCOの規定する基準が異なりますが、ペットフードの選びの基準になるのがこのAAFCOの定める栄養基準です。

AAFCOの目的

AAFCOの主要目標は以下のものです。

  • 動物と人間の健康を守ること
  • 消費者の保護を確保すること
  • 動物飼料産業の秩序ある商取引の平等な競争の場を提供すること

AAFCOの役割

ペットフード業界に健全な競争社会を作る
ペットフードに使われる栄養などを化学的に安全性を確認し、一定の基準を作ることで使用する安全の範囲が決まります。AAFCOが定めた基準内でペットフードを作ることで業界内で競争が生まれ、消費者がその中で自分のペットに適したものを選ぶことができるようになっていきます。このような規定があることで、ペットフード業界全体の発展に繋がると考えられます。

ペットの安全と健康を守る
ペットフードによる被害を出さないためには、世界的な基準を設けるのは大切なことです。AAFCOの基準は、研究・検討され新しい基準ができてきています。この基準を守ったペットフードを動物が食べることで、健康被害が起きないようにしているのです。

AAFCOは検査や認定は行なってない

AAFCOは使っていい添加物を選定してリスト化し、それを飼料関連法の中で定めています。また、AAFCOは添加物の選定やリスト化以外に、ラベル表示に関したガイドライン、栄養基準、成分分析データの公開などの基準を設けています。

しかし、AAFCOはフードの検査や認定は行なっていません。もしも「AAFCO認定」や「AAFCO合格」などの表示があったら信用できる業者とは言い難いです。
AAFCOはあくまでも栄養基準などのガイドラインを「定めている」機関であり、前述したようにそれぞれのペットフードの検査などを行なっているわけではないので、注意してくださいね。

日本のペットフードとAAFCOとの関係

ペットフードの栄養基準を定めるAAFCO 目的とその役割について

日本のペットフード業界では、動物とペットフードの関係について判断する材料が少ないので、AAFCOが定めたガイドラインを参考にしてペットフード安全法や規約などを作っています。

そして日本で売られているペットフードは、AAFCOの基準を満たしていれば総合栄養食と表示できます。
総合栄養食とは、それと水だけを与えていれば健康を維持することができるフードのことで、犬の成長期に合わせた必要な栄養素がこのドッグフードにすべて含まれているということです。

最近、愛犬に手作りご飯をあげる飼い主さんも増えていますが、手作りご飯だと犬が必要な栄養をバランスよく摂取させることは難しいのが事実です。そのため、慣れないうちは総合栄養食を与えてあげるのがおすすめです。

ペットフードはAAFCOの定める基準をクリアした総合栄養食を

スーパーやネットではたくさんのドッグフードが販売されています。その中でどれを選べばいいのか、どれが安心安全なドッグフードなのかを選ぶのは難しいですよね。それが大切な家族の毎日のご飯だと考えると尚更です。

そのため、ドッグフードを選ぶひとつの基準としてAAFCOの定める栄養基準をクリアした総合栄養食を選択するのがおすすめです。
ただしペットフードの品質はメーカーそれぞれなので、しっかりと原材料や製法を確認することも忘れないでくださいね。

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