ビーグルの性格は社交的で愛情深い!?オスとメスで違いはあるの?特徴からみる飼い方としつけ方 ビーグルの性格は社交的で愛情深い!?オスとメスで違いはあるの?特徴からみる飼い方としつけ方

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ビーグルの性格は社交的で愛情深い!?オスとメスで違いはあるの?特徴からみる飼い方としつけ方

世界的に有名なスヌーピーのモデルだと言われているビーグル。そのスヌーピーは、想像力が豊かでクールな面を持っていますが、実際のビーグルはどのような性格をしているのでしょうか。その性格に合わせた飼育方法も合わせてご紹介します。

ビーグルの歴史と特徴について

ビーグルの歴史

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ビーグルは古代ギリシャで紀元前400年頃に書かれたと思われる文献に、ウサギ狩りが得意な犬として登場します。ビーグルの祖先はイギリスでウサギ狩りに使われてたハウンド種だと言われていて、獣猟犬の中で最も小柄な犬種です。古代ローマからヨーロッパへ持ち込まれ、改良が重ねられて現在のビーグルの姿になりました。
そして、ビーグルは狩りの名手でしたが、今でもその能力を生かして空港で検疫探知犬として働いています。

ビーグルの特徴

小型犬に分類されるビーグルは、体重は10kg前後で体高は平均35cm程です。
昔、狩猟犬だったビーグルは2種類いたハウンド犬の小さな方の種類が祖先だと考えられていて、フランス語で小さいという意味を持つ「ベーグル」からその名前が付けられたとされています。

そして狩猟犬の名残で今でも筋肉質な身体をしている他、「吠えやすい」性格として残っています。

ビーグルの毛色・被毛

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ビーグルとして認められているのは、ハウンドカラーと呼ばれる白に黒と褐色の斑がある毛色ですが、最近では他の色も増えてきています。

トライカラー(ハウンドカラー)
ビーグルの代表的な種類で、ビーグルと言われて思い出すのはこの色でしょう。白地に黒、茶色の斑があるのがこの毛色です。

レッド&ホワイト
レッド&ホワイトのカラーは、白地に茶色の斑の色をしています。茶色の部分の濃さは個体差がありますが、オレンジ色っぽい茶色の子もいます。

レモンカラー
レッド&ホワイトのカラーの茶色の部分が明るい茶色のカラーをレモンカラーといいます。このカラーのビーグルはあまり多くありませんが、人気のカラーです。

ビーグルの性格はマイペースで好奇心旺盛!?

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マイペース

元々狩猟犬だったビーグルは、獲物を狙ったら捕えるまで追いかけます。その性質は今でも残っていて、何かに夢中になったときにまわりのことが見えなくなってしまうところがあります。

そしてマイペースな性格ゆえに、ビーグルのしつけは難しいと言われています。トイレのしつけに時間がかかったり、何かを追いかけてどこかへ行ってしまうなどないようにしつけをしっかりしておかなければなりません。

好奇心が強く遊んだりいたずらするのが好き

何かに夢中になってしまう性格から、いたずらに悩まされることもあります。興味を持ったら何でも噛んで確かめようとするので、手の届くところに誤飲誤食につながるようなものを置いておかないように注意しましょう。犬の誤飲誤食は飼い主さんの不注意としつけ不足によるものなので、十分に気をつけてくださいね。

そして飼い主さんと遊ぶのが好きなので、必ず毎日愛犬と遊ぶ時間を作り、相手をしてあげましょう。

寂しがり屋

マイペースな性格の割には、寂しがり屋な面を持っているところがあります。そのため、飼い主さんが長時間いないと寂しがってストレスを抱えてしまうことがあるので、長時間の留守番は避けたほうがいいでしょう。

ストレスを抱えると無駄吠えや噛みつきなどの問題行動に繋がることがあります。留守番をさせたときは、普段以上に気を配って遊び相手をしてストレス発散に心がけましょう。

女の子のビーグルの性格

ビーグルのメスはオスに比べるとおとなしく落ち着いた性格をしています。また、生理のときはホルモンのバランスの関係で怒りっぽくなることがあります。

男の子のビーグルの性格

メスに比べて甘えん坊のオスは、飼い主さんがそばにいてくれないと寂しくて呼び鳴きをすることがあります。留守番があまり好きではないので、長い時間一人にしないようにしましょう。

ビーグルの性格・特徴からみる飼い方

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ビーグルの性格についてご紹介いたしました。ここで飼い方について意識してもらいたいことをご紹介いたします。

ビーグルの飼育環境

ビーグルは寂しがり屋な性格なので、飼い主さんのそばにいられるように室内飼育が向いています。身体が丈夫で、ある程度の暑さや寒さには強いのですが、外では気温の調整をしてあげることができないので、愛犬の健康のためには室内飼育をおすすめします。

また、飼い主さんが大好きなビーグルの場合は留守番の時間を短めにしてあげるようにしましょう。長い時間一人にされると飼い主さんとのコミュニケーション不足から無駄吠えをすることがあります。留守番をさせたあとはしっかりコミュニケーションを取ってあげるよう心がけましょう。
しつけをしっかり行うことも重要ですが、留守番させるときや夜一人で眠るときは、いたずらや誤飲の危険性から愛犬を守るためにもサークルを使用しましょう。

ビーグルの健康管理・運動量

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ビーグルは狩りをしていた犬種なので、活発で動くのが好きです。そして食いしん坊で食べることも大好きなので、適度な運動をさせてあげることは肥満予防のためにもいいでしょう。

運動不足になると、それがストレスになって無駄吠えの原因になることがあります。散歩はできれば1日30分を朝と夕方の2回行くようにしましょう。散歩は運動不足解消のほか、犬の社会性を身につけるためにもよいことです。
ただし、激しすぎる運動は身体に負担をかけることになってしまうので注意してくださいね。

そして、病気の早期発見のためには健康診断が有効です。成犬の時期は1年に1回、子犬と老犬の時期は半年に1回の健康診断を受けるようにしましょう。
犬はまわりに病気になっているのを悟られないようにするので、健康診断で早めに発見することが早期治療に繋がります。

ビーグルに必要なお手入れ

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  • ブラッシング
  • ビーグルの被毛は短毛で密集したダブルコートです。普段は2~3日に1回程のブラッシングで十分ですが、換毛期には抜け毛がとても多くなるので毎日のブラッシングを欠かさないようにしましょう。抜け毛を取り除いてあげないと皮膚病の原因になる恐れがあるので、スキンシップを兼ねてブラッシングをしてあげましょう。

  • 爪切り
  • 犬の爪は外を散歩したり運動をすることで自然に削れるのですが、ビーグルは比較的他の犬種と比べると運動量が多いので爪切りが必要ない子もいます。しかし、それには個体差があるので定期的に爪をチェックして、伸びているようなら切ってあげましょう。

    中には爪切りを嫌がる子もいるので、子犬のときから慣らしておくといいでしょう。子犬のときから行っていても嫌がる場合は1回で全部の爪を切ろうとせず、1日に数本ずつ切るようにするといいでしょう。

  • 耳掃除
  • ビーグルは大きな耳が垂れているのが特徴のひとつですが、垂れている耳は熱がこもりやすいため外耳炎になりやすいです。そのため、普段から耳掃除をすることが大切です。

    耳の皮膚は薄くて傷つきやすいので、慣れてないうちはイヤークリーナーとコットンで優しく丁寧に行ってあげましょう。犬が嫌がっているときに無理やり行うと、耳を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。

  • 歯磨き
  • 犬の歯磨きは毎日することが理想です。特に食べるのが大好きなビーグルは歯に食べ物のカスがつきやすいです。それをそのままにしておくと、食べ物のカスが菌の餌になって歯垢を作る原因になってしまいます。そして歯垢をそのままにしておくと、固くなって歯石となり、それを取り除くために麻酔をかけて手術することになってしまいます。

    最初から歯ブラシを使うと怖がるので、まずはガーゼを指に巻いて歯の表面を優しく拭いて、口に触れられることに慣らしていきましょう。そして慣れてきたら犬用の歯磨き粉を使って優しくブラッシングしてくださいね。
    できれば子犬のときから歯磨きを習慣にして、慣れさせておくといいでしょう。

ビーグルの性格や特徴からみるしつけのポイント

ビーグルの性格と特徴は?飼い方からしつけまでたくさんの情報を!
犬のしつけに大切なのは「飼い主さんと犬の主従関係を築くこと」です。しつけを行うときは飼い主さんがリーダーになって、犬に従うことをしつけることでさまざまなシーンでしつけがしやすくなります。

元々狩りをしていたビーグルは主人の指示に従うことを好む犬種です。主従関係が正しく築けていればいいのですが、犬がそれを理解していない場合は飼い主さんの指示に従わないことから問題行動に繋がる恐れがあります。

ビーグルは無駄吠えが多い犬種とされていますが、これは元々狩りをしていた名残からくるものです。しかし、無駄吠えをそのままにしておくと、わがままな性格になってしまったり、近所迷惑になるので、子犬のときからしつけを行う必要があります。愛犬が無駄吠えをしたら無視をしてその場から立ち去ることで、だんだん無駄吠えがなくなっていきます。最初はなかなか吠えるのをやめませんが、愛犬のためにも根気よくし続けましょう。

また、食欲旺盛な面も持っているので、散歩中に拾い食いしてしまうことがあるかもしれません。それを防ぐためにも、普段から「待て」ができるようにしつけておきましょう。
ものを食べるときには飼い主さんの「よし」が出ないと食べてはいけないルールを守れるようにしておけば、拾い食いすることはありません。拾い食いは最悪の場合、命を落とすこともあるのでしっかりしつけましょう。

しつけで重要なのは一貫性があることです。家族の中でルールを決めて、全員が同じルールでしつけることが大切です。この人は叱らないのにほかの人は叱る、というように違う対応をされると犬が混乱してしまいます。

そして、犬を叱る時は大声で怒鳴らないことが大切です。叩くなどの行動は絶対にしてはいけません。飼い主さんのことを怖がって近寄らなくなるほか、反抗して問題行動がさらにひどくなる恐れがあります。
子犬の時は飼い主さんを噛んできたときに「こら」などと声をかけると、飼い主さんが喜んで遊んでくれていると勘違いしてしまうことがあります。そのときには「無視」する方法がいいでしょう。犬に、飼い主さんを噛んだら遊んでくれない、相手をしてくれないと分からせることができます。

ビーグルを飼う前に注意点を知っておこう!

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ビーグルを飼う前にいくつか知っておいて欲しい注意点をまとめました。

成長期ごとの注意点

子犬の注意点

ビーグルに限らず、犬は子犬の時期からしつけをしっかり行うことが重要です。ビーグルの性格の項目で紹介したように、ビーグルはマイペースで甘えん坊のところがあるのでしつけに時間がかかる場合があります。そして体力があって遊ぶことが好きなので、運動不足になるとストレスで問題行動を起こすことがあります。意識して運動させましょう。
また、子犬の頃から生活のリズムを整えて、食事やトイレなどのしつけを根気よく行いましょう。

成犬の注意点
犬にとって一番活力にあふれる成犬期ですが、子犬のときからしつけを行っておかないと扱うのに大変な思いをすることになってしまいます。

筋肉質で体力があるビーグルは外で元気に走り回るのが好きなので、ドッグランに連れて行くと喜んで走り回るでしょう。しかし、しつけをしていないと他の犬に向かって吠えたり、飼い主さんの言うことを聞かずにどこかへ走って行ってしまうことがあります。まわりの人や犬、愛犬自身を危険な目に遭わせないためにもしつけをしっかり行っておきましょう。

老犬の注意点
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動き回るのが大好きなビーグルでも、歳を取ると寝ている時間が増えてきます。運動量が減った分、食べる量を減らさないと肥満になってしまうのでフードの調整が必要になってきます。ドッグフードには老犬用のものがあるので、年齢や運動量に合わせてフードを選ぶようにしましょう。

あまり動かないからといって散歩に連れて行かないのではなく、気分転換に外へ連れて行くと良い刺激になるので毎日の散歩は欠かさないようにしましょう。老犬になると足腰が弱ってくるので、散歩の時間を短くするなどの配慮をしてあげるといいでしょう。

季節ごとの注意点


春は季節の中でも過ごしやすい季節ですが、朝晩の寒暖差が残る季節でもあります。子犬や老犬にとって、1日の気温差が大きければ大きいほど身体に負担がかかるので、冷える時間はペットヒーターなどを用意してあげましょう。

また、散歩にでかけたときは草むらにノミやダニが潜んでいる恐れがあるので、予防薬を使って感染を防ぎましょう。


夏に注意しなければならないのは熱中症です。特にビーグルは運動するのが好きなので、真夏でも外を走り回ります。
熱中症にならないようにするには、日中の散歩を避けて早朝や夕方以降、気温が下がった時間を選ぶようにすることです。ただ、真夏はも日中の日差しが直接当たるアスファルトは、夕方になっても熱を持っていることが多いので要注意です。
犬は人間よりも低い位置を歩くので、熱を吸収したアスファルトの熱で熱中症になってしまう恐れがあるのです。また、散歩の際は他の季節よりも意識して水分を摂らせるように心がけましょう。

そして夏は室内でも熱中症になる可能性があります。エアコンを上手に使って室内の温度を快適にしましょう。その際、犬が過ごすケージに冷房が直接当たらないようにするなど気をつけてくださいね。
また、春から夏にかけて換毛期で冬毛が抜けます。犬種によっては大量の抜け毛が出るので、こまめにブラッシングして抜けた毛を取り除くようにしましょう。
犬の身体を触りながらブラッシングすることで健康チェックにも役立つので、換毛期でなくても普段からスキンシップをかねて行うようにしましょう。


秋は気温が落ち着いて犬にとっても過ごしやすい季節になります。人間同様、夏で疲れた身体を回復させるかのように秋は食欲旺盛になる季節です。
ビーグルは元から食いしん坊の犬種なので、催促されるがままに与えていたら肥満になってしまいます。
また、春と同じようにお散歩の際は虫の寄生に注意して、予防薬を定期的につけましょう。


ビーグルは冬でも元気に外へ出たがりますが、散歩の時間を陽が出ている時間にしたり、体調がすぐれないときは散歩をお休みするなどしてくださいね。

真冬は室内も冷えるので、暖房を使って快適に過ごせるように気をつけましょう。朝晩は特に急激に気温が下がるので、ペットヒーターを取り入れたりしながら寒さ対策を心がけましょう。暖房を使う際は、人間用の湯たんぽなどは低温やけどの恐れがあるので、使う際はペット用のものを使用しましょう。
また、暖房を使用するときは加湿器を使うなどして、ウイルス蔓延を予防することも大切です。

ビーグルの寿命とかかりやすい病気

ビーグルの性格と特徴は?飼い方からしつけまでたくさんの情報を!
ビーグルは健康で丈夫な犬種として知られていますが、そのなかでも気をつけて欲しい病気や健康寿命についてまとめました。

寿命

ビーグルの平均寿命は12~15歳です。しかし、近年は健康診断の実施やドッグフードの質の向上などで、平均寿命以上長く生きることもあります。

食べることが好きなビーグルに、欲しがるままにあげていては肥満になる恐れがあり、それが原因でさまざなま病気を併発することが考えられます。愛犬の健康のためにも肥満にならないよう飼い主さんの管理が大切です。

かかりやすい病気

白内障
犬も老化に伴い、いろいろな病気にかかるようになります。その中のひとつに白内障がありますが、この病気は目の瞳孔の中が白く濁る病気です。ゆっくりと進行していくので、飼い主さんも気づかないことが多く、愛犬が夜に部屋の中を歩くときにあちこちにぶつかるようになったりして気づく事が多いです。

ビーグルは目の疾患にかかりやすい犬種だと言われているので、犬が歳をとってきたら目の様子を普段からチェックするようにしましょう。

皮膚疾患
ビーグルがしきりに身体を掻いたり噛んだりしているときはアレルギーかもしれません。遺伝的に皮膚疾患にかかりやすいので、皮膚が赤くなっていたり痒がっていたら動物病院へ連れて行きましょう。

アレルゲンになるものは、カビや花粉、ハウスダストの他、犬に多いのは食物アレルギーだと言われています。動物病院で検査をしてもらい、食物アレルギーだと診断されたら普段食べさせているドッグフードを見直し、アレルギー対応のフードに変えてみるといいでしょう。ただし、フードを選ぶときは獣医師の指示に従うようにすることが大切です。

外耳炎
耳が垂れているビーグルは外耳炎になりやすいと言われています。犬が外耳炎になるとしきりに耳を掻いたり頭を振ったりするようになります。また、耳から嫌なニオイがすることがあります。ひどくなると皮膚病になってしまうので、普段から耳の掃除を心がけましょう。

ビーグルの性格を理解してたのしく暮らそう!

とても甘えん坊で愛らしいビーグルですが、しつけや健康管理はきちんと行いましょう。社交的で愛情深いビーグル、家族の一員としてたくさんの笑顔をもたらしてくれるでしょう。今後 家族を増やしたいと考えているなら、愛らしいビーグルをお迎えするのはどうでしょうか?

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